2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

帰り道の途程

“ラッキー7”も“末広がりの8”や数字や精神論には基本、無縁なのだが、どうも7年周期で自身に危機はあり、厄年などもそういった年齢で性別でしっかりとした裏付けがあるとかの話を医者の方に聞くと、それぞれの「周期」はあるのかもしれず、また、生体リズムが…

日常に疲れたときの五枚〜ポピュラーミュージック

経済機関誌用に寄稿したものの転載・加筆にて。***今年は、まだ五ヶ月ほどしか過ぎていませんが、この読者の方々には転機や変わり目を迎えた方も多いと思います。また、同じ仕事をしていましても、春時期は周囲が変化しやすく、つい思わぬ疲れも出ている…

『アルマジロ』

戦争に相義するのは平和なのか、そうではないような気がする。平和は「状態」であり、戦争は「状況」としたら、現代の戦争は何かしらのエビデンスが残るはずで、そのエビデンスは戦場から届く写真や映像、史実そのものであるとしたら、今、平和の状態維持を…

スピッツ「さらさら/僕はきっと旅に出る」―見られていない間の自由

シングルとしては約2年8か月振りという間隔よりも、2012年に『おるたな』があったのもあり、近年、シングルの意味が変わり、よりライヴ志向になっているムード下で、ふと届いた、という感触を得た。2012年のファンクラブ・ツアーでも、新曲を幾つか披露し、…

IN-SIDE OUT,OUT OF BLUE

病院に病気で入ると、病人になる。何を当たり前のことを、と思うだろうが、何らかの組織に組織人として入ると、その組織の中の人になる。中、つまり、「内側」というのは、結局、学閥や派閥、部署、人間関係、どのフロアーの誰彼が何とか、入ってきた新人の…

Thinking about seeing BLUR at Jarkarta

インドネシアは、総体人口は約2億4,000万人を越えた、と公的にいわれている。さらに、ジャカルタなどの都市部における血気盛んな層はネット・リテラシーが高まり、今回のBLURでも兎に角、海外の映像をディグしたり、音源のダウン・ロードをしたり、ネットか…

TAKE OFF or LANDING?

昨年末に日本では政権が変わり、またこれまでの市場役割に対して名目的なデフレ脱却の名の下に、大胆な金融緩和政策に舵が取られ、総体的に「円安」が進んでいます。円安というのは、外貨派生商品が手に入れやすくなるとともに、輸出に主化した産業は活性化…

Apart of CODE

「格差」という言葉は得てして不明確だが、使い勝手がよく、メディアのみならず、貧富のみならず、情報、知識、教育の接尾語としても用いられることがあるが、チャールズ・マレーの『Coming Apart:The State Of White America,1960-2010』を読み返していて…