2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

NEDAVINE『At Rest』

昨年後半から今年、2014年になり、ルーマニアン・モダン・ミニマル、ウィッチ・ハウス以降にインダストリアル・サウンドとIDMがシンクしたサウンド、エイドリアン・シャーウッド的なダブ意匠の深い音が増えてきているのを感じる。つまりは、レベル(REBEL)…

スガシカオ「航空灯」によせて

傷ついた人たちに「頑張ろう」と言うのは傷痕に塩を塗るようなもので、新聞の読者投稿欄の「正論」くらい味気なくなる。ひとつの喜びや誰かの成功を多くの人たちとシェアして、今を盛り上げる風潮にメディアがすぐに手のひらを返すのも「仮想敵」ができた方…

THE GREEN KINGDOM『Expanses』

デトロイトから着実に作品とキャリアを重ねるMicheal Cottoneのソロ・プロジェクトThe Green Kingdomの新作が届いたが、順当なリリース・ペースと基本、アンビエント・ミュージックからポスト・ミニマル、フィールド・レコーディングを取り入れた基本姿勢は…

「景気」という気分

「祖父母と孫を狙ったポジショニング戦略」について具体的に担当者やセミナーで何度も聞いたことがありましたが、その祖父母=高齢者層でも当たり前ですが、富裕層とそうではない層、中間層があり、今など介護付きマンションなど当たり前に億を越えるのもあ…

little by little to pass the baton

過労を抱える人たちの一様の理由は、「上意下達の難しさ」と言う。その人しかできない仕事が増えるほどに、しかも、抽象的に頭脳労働と呼ばれることが増えるほどに、どんどん用役は加算される。ポスト・フォーディズム以降、極端にシステム化された単純労働…

【REVIEW】LILLIES AND REMAINS『LOST』(Fifty One)

結成当時から、不思議なほどに課されたバンド内の独自のストイシズムと自身たちの美学を護り続けるバンドと思っていたが、やはり、ドレスコーズ的な佇まいがこの日本では大きな範囲ではクールに受け入れられず、ゴシック的に、またはポスト・パンク、ニュー…

Re think as like Paul Pelliot

僕なりに考えて出した答えの中に 君だって何だって いつまでも紡ぎたいんです最近、悲しい夢ばかり見る。起きて、それが夢で安心したりもするほどに。現実そのものもそれほど美しいことばかりではなく、込み入ったことばかりだけれど、パーカーやコートのポ…